受講者の声【実践レポート編】
ブータンでのABS受講者・その後の活躍 (山本静香さん)
2010年、認定講師の山本静香さんが、ブータンで英語によるセミナーを開催しました。
以下は、2011年のゴールデンウィークに再びブータンに行き受講後の様子を取材した山本講師のレポートです。
「僕はもう頭が悪くはない。自信がついた。一緒に練習してくれる友達がいないので復習はしていないが、セミナーでもらったプリントは今でも僕の手元にある。」
8月にブータンで実施したセミナーを受講してくださったホテル従業員の方は、こう言ってくれました。
他の受講者は、「その後、自信の度合いはどうですか」との質問に対し、謙遜して「It's OK」と回答する中、彼だけは、「自信がついた」とはっきり言ってくれました。
8月には中級ホテルで働いていた彼ですが、今では屈指の高級ホテルでレストラン担当として立派に活躍しています。表情も凛々しくなり、見違えるようです。
改めて8月のセミナーでの彼の努力を心から称えると、私自身、ぐっと目頭が熱くなってしまいました。それをじっくり聴いていた彼の目にも涙が光りました。
ブータンでは親が亡くなっても涙を流してはいけない慣習です。旅立つ人を引き止めることになるからだそうです。
それにも関わらず、8月のセミナー最後に涙を流した彼。心の奥底から込み上げてくるものがあったのだと思います。
改めて、アクティブ・ブレイン・セミナーは人々の心に幸せという永遠の花を咲かせる種のようだと感じました。
アクティブな脳がくれたギフト――初フルマラソンへの挑戦で得たもの (菅原詩織さん)
「初フルマラソンは走りきれないかもしれない」と思っていました。
陸上経験ゼロからランニングを始めて1年半。初フルマラソンに挑戦する!と決めたのはよかったのです。
しかし、調整は難航。
練習中に腹痛や過呼吸をおこし、距離を伸ばすことができませんでした。
本番前にちゃんと1度は30km超を走るように言われたにもかかわらず、走れたのは20km程度です。
(まじめに練習はしていて、そのころは月に200~300kmを走っていました)
「フルマラソンはこの倍を走る。こんなことで大丈夫だろうか。完走できるだろうか」と不安でたまりませんでした。
本番3日前が小田先生のコンサートでした。
小田先生も初めての指揮。何か得るものがあるかもしれないと思い、会場に行きました。
第1部の音色にうっとりし、休憩をはさんで小田先生が指揮をなさる第2部がスタートしました。
はじまって数分、私は泣いていました。頭の中にははっきりと美しい富士が描かれていました。
美しい日本、美しい日本人の姿が脳裏に鮮明にどんどん描かれていきます。
桜が咲き、すがすがしい風が吹き、鮮やかな緑になり・・・そこで生きる私たちのいさぎよい先祖の姿が見えます。
曲が進むにつれ、いかに日本が美しく誇り高く潔く生きてきたかが心に染みてきて、自分が日本人であることに強く誇りをもちました。
私もこのような日本人になる!
さっきまで傍から見ていた人々の輪の中にいる自分を感じました。
「どんなことになっても、這ってでも絶対にゴールする」そう決めました。
すばらしいコンサートが終わった後、小田先生にご挨拶をしました。
そのとき「今度初めてフルマラソンを走るんです。」と言った私に「絶対完走できるわ!100kmでもなんぼでもいける!」と激励してくださいました。
それを聞いて、心はもうゴール地点にいました。
コンサートの翌日、鹿児島へ飛び、「たねがしまロケットマラソン」に参加しました。
辛かったです。
コースはタフ、天候は雨、南から吹く向かい風が体を押し戻そうとします。
35km、コースの最難関を越えたあと、ペースが極端に落ちました。
「たねがしまロケットマラソン」は参加者が少ないため、前にも後ろにも人影がありません。
孤独です。それでも足を出しました。あと1歩あと1歩。
最後は目だけで走っていました。
絶対に走り抜く。
そして、ゴール。
ああ、終わった・・・。いろんな思いが交錯しました。
が、ここで終わってはいませんでした。
完走証を受け取ると、そこにまったく予想しない結果がありました。
「30代女子の部1位」
・・・え???
うそー!!!!
見間違いかと思い、何度も確認しました。
タイムは平凡、とても優勝できるようなタイムではないのです。
それでもたしかに私は優勝していました。初フルマラソン初優勝です。
表彰され、賞状と盾をもらい、翌日の南日本新聞の片隅に名前が小さく掲載されました。
完走できるかどうかもあやしかったのですから、嬉しさはひとしおでした。
ラッキーです。ついてます。としか言いようがないのです。
ふと気づきました。これは「ギフト」なのだと。
アクティブな脳がくれたギフトなのだと。
先生、本当にありがとうございました!



















